Dead Zone


クタクタになって疲れ果てた 「おかえり」といってくれる女もいない ドアノブをひねり少し重めの扉を開いたとき

何もない部屋の隅に身を投げる
時の波に上手く乗れず いつしか孤独を覚えて 真っ暗闇に手を突っ込む

恐怖も何にももう知らない 心の中を洗いざらいさらけ出して これ以上もう朽ち果てる事もない
地獄の底から這い上がれ


どろどろの恋愛映画を見てきた 別になんとも思わなかった 何でだろう頭をクルクル回る血まみれの部屋

崩された足元から手が伸びる
深く沈めた魂が 一人手に動き出し 底無しに潜っていく

正義とか悪とかそんなんじゃない 僕の先に光なんてものはない 他人が消える 僕が消える もう抜け道はない
地獄の底へと走り出せ


もっと手を伸ばせ渦の中へ もっと目を凝らせ 暗闇の渦
もっと低く もっと深く もっと・・・

手が・・足が・・胸が・・頭が・・廃れていく

Lyric:hiroto